今回は、富裕層マーケティング・富裕層ビジネスの
ことを書きます。
まずは、昨年、当社における富裕層マーケティングの
動きについて、新規提案件数からおさらいしてみます。
・年間51本の新規提案件数のうち、富裕層マーケティングに
関しては26本。
・震災の影響がなければ、富裕層マーケティングの方は
もっと件数が伸びていたような気がします。
今年に入ってはどうかというと、富裕層マーケ:リテンションは、
8:7です。3月がまだ暫定数字ですが。
次に富裕層マーケティングの業種に変化はあるのか?です。
リーマンショック前までの御三家と言えば以下です。
(1)金融全般(銀行・証券・保険など)
(2)不動産(デベロッパー、投資不動産、ファンドなど)
(3)クルマメーカー
では、直近3か月はどうか?
(1)金融全般3件
(2)不動産1件
(3)クルマメーカー3件
(4)その他1件
やはり、富裕層マーケティング業種の御三家強し!
当社がこの業種に強いから声がかかる・・・、
というのももちろんあると思います。
この業種が動くと他の業種に波及するので、
引き続き堅調であってほしいですね。
別の角度から見てみましょう。
では、8件のうち、外資企業はどれくらい入っているか?
8社のうち、5社が外資企業。
3社の日本企業すべてがグローバル企業です。
日本企業の内需はまだ弱含みなんでしょうね。
ということは、この勢いも、EUなど日本国外での
出来事に大きく影響されるということ。
最後のまとめとして、
富裕層を相手にしている企業さん、
全体的には、今年は引き続き動くと予想します。