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クライアント業種割合



G20を開催し、落ち着いて欲しいところですが、
まだまだ不安定な状況が続きそうですね。
来年1月、オバマが就任しても落ち着かないと予想します。

このメルマガを書いているそばから、シティが大量レイオフ発表。
株価が一桁になりましたね。GMも3ドルをきっているので、
そうは驚かないですが・・・。
そのシティのカードビジネスも大幅赤字の発表のニュースが
流れています。
米国民のカード残高は確かに半端な数字ではないですから。
恩恵もあると同時に、歯車が悪い方向に回ると・・・。
2000年くらいでも、年収の90%程度の残高がありました。
(ご存知の方も多いとは思いますが、米国のクレジットカードの
 ほとんどはリボですので。)
リーマンショック時は、190%以上とのこと。年収500万円の人だと、
実に950万円のリボローン残高がある・・・。消費大好き、
借金は全然大丈夫という国民性が出ますよね。
やはりこう数字で表現すると凄まじい!
(自分で計算しただけなので、公表数字ではないです。)


かたや日本。今、話題の定額給付金。1名あたり、
12000円とのことですが、アンケートによるとある程度の割合で、
これを貯金に回すと答えているんですよね。。。
どっちが良いとか悪いとかではないのですが。


さて、そのリーマンショック後、当社にどのような影響があったのかを
書きたいと思います。小さな会社ですが、富裕層ビジネスの縮図がここに
あると思います。売上がどうこうよりも、当社が対応した業種を、
昨年好調時のそれと比較してみました。

昨年好調時の当社クライアントの業種とその売上割合はこれです。
 ●不動産(30%)
 ●金融(25%)
 ●クルマ(20%)
 ●小売(15%)
 ●その他(10%)
この不動産というのは、外資ファンドが支援している、
お金を出しているところを含みます。
金融も、多くは外資金融です。持っているマーケコストが邦銀とは
比べ物にならないです。
クルマはほぼ輸入車。小売は、いわゆるブランド関連です。


次に、リーマンショック後、半年間の予想は以下となります。
 ●不動産(5%)
 ●金融(15%)
 ●クルマ(10%)
 ●小売(60%)
 ●その他(10%) 
不動産はほぼ壊滅状態。この5%は、国内の物件販売マーケです。
億ションではなくもう少し低いレベル。それも、夏以前に
契約していた案件。
ファンド関係のご依頼はすべて延期というか中止?

金融といっても、今回のそれは、ほとんどがカード会社のもの。
クルマは国産が細々と・・・。小売はベタベタな内需関連です。
つまり、通販、GMS、百貨店などです。


気分は、すっかり別会社という感じです・・・。