第6回アイエムプレス ビジネスセミナー
今月もこれで20話目。お役目御免です。
毎回お付き合いいただきありがとうございます。
明日より、当社は社員旅行です。少しだけお休みいただきます。
昔は良く行きました大規模社員旅行。当時はイヤなものでしたが、
会社全体が仲間内ですからね、楽しみです。のんびりしてきます。
今週、開催されたアイエムプレスセミナー、
ひさしぶりに自ら参加してきました。
以下、簡単にコメントをつけます。
<サントリーさん>
●コールセンター部門であるお客様コミュニケーション部さんの話。
●メーカーとして、お客様の声を直接とり、不満解消していく。
それをさらに商品開発部門まで反映させていく・・。
●大手飲料(すでに食品シェアが半数ですが・・)メーカーさんも
ここまでやっているんだなあと感心しました。
昔は無印商品さんなど、先進的なところだけでしたが。
<ワコールさん>
●こちらはCRMのお話。
●スタイルサイエンス商品群(ヒップウォーカーとかです)を
商品だけでなく、ネットでのサービスでもサポート。
●商品購入歴が登録でき、その商品を怠けてつけてないことが
ないようにおもしろおかしく監視したり・・・、結構良くできてます。
愛のムチメールやスタスタ部など。
●このシリーズは200万セット販売実績があるそうですが、
ネットに登録してくれたのは約1万だそうです。(まだ5ヶ月)
●試みは間違っていないですよ。ぜひ、続けて欲しいです。
http://www.style-science.jp/
社内には抵抗勢力も多く、たいへんみたいです。
まあ、BtoBビジネスでしたからね。
●当社もこのようなCRMのお手伝いを本当はしたいんです。
でも、社内の説得は相当入り込まないとできないので、
こういう仕事は回ってこないんでしょうね。。
<千葉ロッテマリーンズさん>
●ヤクルトFプロジェクトの話に興味ありましたし、
エンタメマーケはやりたいので、一番楽しみにしておりました。
●結論からいうと、当たり前のことを当たり前にやっているだけでした。
●ファンクラブ、チケット購入、売店購入などなにもかもが単独で
動いていたそうです。そのDBを統合。ポイントプログラムを導入。
マイページなどOTO機能も充実。
●効果はいろんなところででたそうですが、
代表的なところだと、平日の稼働率アップ。
前年比50%増しになったそうです。
●今後は、さらなる連動とSNSだそうです。
ファンクラブ7万人以上。かなり熱いですからね、ここのファン。
相当盛り上がると思います。
以下、セミナー概略です。
☆月刊「アイ・エム・プレス」主催
【I.M.press 第6回ビジネスセミナー】
「“顧客を巻き込む”マーケティング戦略」
■■■【開催概要】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◇日程/会場
◆2006年11月28日(火)
■セミナー13:30-16:55(開場13:00)
■懇親会 17:00-18:30
◆場所:主婦会館プラザエフ 9階 スズラン
(東京都千代田区六番町15 TEL:03-3265-8111)
■■■【プログラム紹介】■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆ケーススタディ(1)サントリー(株)(13:35‐14:35)
■テーマ:
「“顧客と響き合う”という企業理念を実現するお客様センター-
顧客の声の活用について」(http://www.suntory.co.jp/)
◆ゲストスピーカ:
サントリー(株)お客様コミュニケーション部 東京お客様センター長
松尾正二郎氏
消費財メーカーの場合、生活者と企業の間に卸や小売店が
介在するため、顧客とのダイレクトな接点は限られている。
そこで同社では「お客様センター」に
寄せられる顧客の生の声を貴重なリソースととらえ、
自社で開発したコールセンターシステム
「ハーモニクスシステム」に蓄積。
リアルタイムで全社員によるナレッジの共有を図ると同時に、
このシステムを利用して顧客の声を分析し、
商品やサービスの改善に役立てるなど、
マーケティングに活かすプロセスを構築
している。また、お客様センターが主導して生活者に情報を提供し、
“顧客対応窓口”としての認知度向上にも取り組む。
“顧客と響き合う”という企業理念を
実践するお客様センターの事例を披瀝する。
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◆ケーススタディ(2)(株)ワコール(14:40-15:40)
■テーマ:
「ワコール スタイルサイエンスサイト誕生秘話―
CRM系Webサイト構築の道のり」(http://www.style-science.jp/)
◆ゲストスピーカー:
(株)ワコール マーケティング統括部 顧客コミュニケーション推進室
室長 大薮範子氏
同社では、ロイヤルティの高い顧客がいるブランドについて、
期間限定のコミュニティサイト(“ファンサイト”)を新商品の発売時に
立ち上げている。ファンサイトでは、コミュニケーションの場としてBBS
を設け、その中からアイデアや意見を採用して
商品化するなど、多くの実績を上げてきた。
2005年5月には、スタイルサイエンスと
いう機能訴求の商品群を新発売。この商品を購入したお客様に
ヒップアップやおなかが引き締まったことを“実感”していただくため、
「ワコールスタイルサイエンス サイト」というCRM系サイトを構築した。
現在、さまざまな工夫を施しながら、使用し続けるための
フォローを行っている。また、お客様同士で使用実感を語り合うBBSも
設け、励まし合うなど、Webを起点に実践してきた顧客との継続的な
関係づくりを紹介する。
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◆ケーススタディ(3)千葉ロッテマリーンズ(15:55-16:55)
■テーマ:
「ファンからサポーターへ―
“26番目の選手”が誕生するまで」(http://www.marines.co.jp/)
◆ゲストスピーカー:
原田氏
ここ数年、プロ野球人気の低迷が叫ばれる中、各球団でファンを
球場に呼び戻す取り組みが活発化している。
中でも、千葉ロッテマリーンズは、ファンを“26番目の選手”と名付けて、
そのファンと選手、球団が一体となったかたちで、プロ野球
人気回復に向けてさまざまな試みを実践している。
同球団がファンクラブの景品にレプリカユニフォームを
採用したこともあって、
ファンがレプリカユニフォームを身にまとって応援するスタイルが定着。
他球団のファンにも広がったことは有名だ。
2005年は、シーズン2位からプレーオフ、日本シリーズ、アジアシリーズ
と勝ち上がり、文字通り「2005年チャンピオンチーム」として
球界を席巻した同球団。ファンとの一体化、
地域に根ざした球団づくりについてご紹介いただく。
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by ktmktg
| 2006-11-30 17:54