高級通販に新規参入
さて、飲食分野では地位を築いた会社さんが
高級通販に新規参入したいとのこと。
オーナーの強い思い入れみたいですね。
高級オルゴールとか、高級化粧品の
独占販売権を手に入れ・・・、よくある話です。
コンサルを開始する前に基本的なところも
ないので、以下のことをお知らせしてあります。
通販コンサルタントで有名な白川博司さんの
教えから抜粋してみました。
これに高級通販、富裕層向け販売の味付けを
当社はするわけですが、基礎というか、
共通言語・共通思考がないと、うまく進みませんので。
<商品開発 通信販売に適した商品–7つの要素>
(1)65~70%の粗利が取れること
●売価をコントロールしてでも粗利を確保
●メーカーであれば、自社の既存商品に小さな加工を
施して通販専用商品に
●自社商品にこだわらず、他社からOEMで商品供給を
受けるという考え方も
(2)リピート性・継続性があること
●通信販売の利益はリピートから得られる
●リピート性・継続性のある商品=飲食料品や消耗品など
●リピート性・継続性がない商材の場合、
意図して繰り返し需要を組み込んでやる必要がある
●商品バリエーションの拡充、シリーズ化、消耗品販売、
期間継続契約、頒布会形式・・・
(3)パッケージ化されていること
(4)生活密着品であること
●もともと身近にあるような商品に、“健康”や“高品質”
といった付加価値を付ける
(5)全国的に名前が通っている商品や、
そうした材料を使った商品であること
(6)年齢・性別を問わない商品であること
(7)アフターケア等の必要がない(手離れの良い)
商品であること
<アクイジション 通信販売における新規顧客獲得>
以下の媒体があり。
●新聞広告
●フリーペーパー、ポスティングマガジン
●同梱・同封チラシ
●ホームページ
●メールDM、
●メルマガ広告
●ラジオ広告
●タクシー広告
●立ち上げの段階では、それぞれの手法で
小規模なテストを繰り返し、より高い効果が
得られる方法を見つけてゆく
●複数の手法を上手に組み合わせることで、
より効果を増すことが可能
⇒ ダイレクトメールはNGとうたってますが、
通販好きな富裕層を確実に集めるには
CPOがある程度高くなっても、DM活用は必須です。
3億円の投資で3万名の通販好きの富裕層を集めると
ほぼ通販事業は成功したことになります。
楽しそうです。
おいおい、顛末を書いていきますよ。
by ktmktg
| 2006-10-20 13:14
| ビジネス交渉中の話