同業他社ラーニング
一言で調査・リサーチといっても、いろいろありますよね。
その中でも当社がやっている同業他社ラーニングを
いくつか紹介します。
同業他社ラーニングにも深さがあります。
(1)深さ1 WEBでの表面データ調査
カンタンなところでは、WEBに出ている範囲で良いので
表面的なデータがたくさん欲しい、との要望。
ライバル社を含め比較は5社から10社。
項目は業種にもよりますが、30~100項目。
(2)深さ2 身近な利用者へのアンケート
その商品の購入者や会員組織に入会している人に
各項目をうめてもらうもの。
最低5名。適量は20~30名。
(3)深さ3 お客さんになりすまし調査
不動産やクルマにある依頼です。
普通のお客さんとなり以下のコンタクトポイントごとに
実際を調べるもの。クルマを例にすると。
●事前コンタクトはどんなものだった?
⇒ DMは頻繁にきた・・・
●来店したのは何回?そのときの接客対応は?
⇒ 契約するまで3回・・・
●成約時に何かもらったか?特別扱いはあった?
⇒ ミニカーをもらった・・・
●納車時の対応は?
⇒ 自宅に納車。取り扱いなどを丁寧に・・・
●その後のフォローは?
⇒ CS満足度調査電話があり、調子伺いも・・・
不動産を例にとると・・・。
●事前コンタクトはどんなものだった?
⇒ 折込や電話が入り・・・・
●MRに行ったのは何回?そのときの接客対応は?
⇒ 契約するまで3回・・・
⇒ ジオラマやVにはかなりお金をかけており・・・
●ローン関係の説明は? 特別扱いや審査は?
⇒ シュミレーションソフトがよかった・・・
●申し込みまでの一押しは?
⇒ 丁寧な説明と現場を特別に見せて・・・
(4)深さ4 実際の購入者を継続調査
クルマやカードでありました。
例えばクルマだと、ライバル車種の実際購入者を探してきて、
約1年間にわたり、どんなものが送られてくるかを調査。
気が遠くなる調査でした。
オーナープログラムやCRMプログラムは、
クローズドで実施されていることが多く、
実際にこうしないとわからないですね。
(5)別枠として企業調査
これ以上となると正式に企業調査を申し入れ、
となるでしょう。
メーカーと販社の役割とか、システムの仕様など、
トコトン調べることができますが、受けてもらえるかは
別の話です。
これを本業としてはいないのですが、
リサーチすると深く知ることができて、
その後の提案や実行に良い影響が出ることは
間違いないですね。
by ktmktg
| 2006-10-05 19:25
| 当社クライアントさんの話