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富裕層と医療費支出の関係



日本の富裕層と先進諸外国の富裕層の
支出の仕方が違うといえば、いくつかあります。
私として特に目につくのが、医療費とアートに
かけるお金ですね。
今日は医療費の方についてコメントします。
ここでの医療費は、予防や検査などを含みます。


日本の富裕層のうち、何割かは給与所得者。
大会社の社長や役員の方をイメージしてください。
彼らは平社員のころから保険診療に慣れてますので、
懐が豊かになったからといって、医療費関連の
支出が極端に増えるわけではないのです。
(加齢にともなって増えるのは当たり前ですので、
 それ以上は、という意味です)
会社に出してもらうのも気が引けるみたいです。
また、IPO長者に代表されるような新富裕層は、
今度は健康に本格的に気をつかうには若すぎるんですよね。
もう一方の代表的な富裕層の医師はご存知のとおりですし。
オーナー経営者くらいでしょうかね。お金をかけているのは。


本来の姿は以下だと思うのです。
 ●主治医と同じでもいいですが、理想的には別に
   顧問医を持っている。
 ●その顧問医には、具合が悪く前、常日頃から
   接し、アドバイスを受けている。
 ●検査は、人間ドックはもちろん、脳ドックなど
   部位についても定期的に受け、PETなども
   2年に1回くらいは受けている。
 ●QOLドックで血液さらさら、毛髪ミネラルなども。
 ●予防の観点から高級スポーツクラブで・・・。
 ●エステやスパなどにも・・・。
 ●このような費用にお金を惜しまない。


日本でも、このような形態になるのは
あと、10~20年くらいかかりますかね。


事業会社時代から面識のあった
グローバルヘルスケア福澤社長と会って、
そんな話をしておりました。
http://www.globalhealthcare.co.jp/