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リゾート会員権保有者と利用者のCRM・・



リゾート会員権相場が活況になってきているとのこと。
タイムシェア型で、値段が100万円~200万円くらいのが
特に動きが良いそうです。


開発から販売、運営までできるリゾート会員権ビジネスを
やっている会社さん、実はそんなに多くないんです。
先行投資がきついわりには、あまり儲からない
ビジネスモデルだからだと思います。


ご存知の方も多いかと思いますが、土地購入し、
そこにリゾート施設を建設します。その先行投資の
回収を会員権を販売することにより行います。
会員権販売が順調にいけば初期投資を回収できます。
さらに売れば利益になります。
でもそんなにうまくは行かないですよね。


そう、これだけだとあんまり儲けにはならないのです。
なので、会員権保有者の方に来ていただいて、
併設レストランで食事し、ゴルフやったりスパを利用してもらい、
お土産もたくさん買ってもらう、こうしないといけないのです。


ですから、稼働率を上げるために、保有者以外の方が
施設を使うことはほとんどのところでOKなのです。
法人契約でなく、個人契約でですよ。


ところが、これが裏目に出ているのです。
稼働率が低いので、もっとあげたいけど、保有者と
利用者が違っているケースもあり、
各人の好みにあわせたCRMができない。
(例えば、好みに応じて加湿器を必ず設置したり、
 まくらをそばがらにしたり。レストランでは
 アレルギーのあるものを排除したり・・。)
もちろん、それをバックアップするシステムも整ってません。
そう、富裕層CRMが遅れている業種なんですよ。
さて、どう改善しましょうかねえ。