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Webの入り口に制限をかける、かけない?


今週の富裕層とWebとの関係、第2弾です。


これもよくいただく質問ですよね。
富裕層の方々にはもちろん、制限かけた方が
秘匿性や特別感があっていいです。


一般的には、Webの入り口に制限をかけるのは、
次の3つに大別できます。


(1)会員制・顧客組織
 ●入会し、ID・パスワードが発行される。
 ●会員専用のページがあり・・となります。
(2)SNS
 ●ミクシィでは既存会員さんからの招待が必要ですよね。
 ●中のコミュニティは管理人さんの審査があり・・。
(3)それ以外
 ●会員制でもないし、一般的に告知されている商品だけど、
   詳細部分はクローズドになっている。
 ●ローンチ前の不動産やティーザーを出している段階の
   メーカーがやる手法です。


(1)(2)は当たり前ですのでここではコメントしません。
問題は、(3)のこのようなやり方は富裕層は好むのか?です。
結論からいえば、特別扱いされるのは大好きというか、
当たり前と思っているので、この手法は有効です。
あとは開放するタイミングやクローズドな状態と
相反する面倒くささをどこまで緩和すればいいかが問題となります。


(1)カード
 ●ID・パスワードを入力して、ご利用明細照会、とかではなく、
  上位向けサービスや特別クラブなどは専用ページがあり、
  固定のワンキーワードを入力すると見れます。
 ●これはそのワンキーワードを転送して、他の人が見れますので、
  口コミ効果を狙ったものでもあります。

(2)クルマ
 ●記者発表と同時に、専用URLが開設され、
   優良見込客の方だけ、事前に新車を見ることができる・・、
   こんな手法が多いですね。

(3)不動産
 ●話題の東京ミッドタウンは、徐々に詳細情報が
   公開されています。
 ●不動産さんでは最近よくある手法で、
   すべての情報がWebに公開されたときは、
   大半が埋まっているという状況がベスト。

(4)ブランド
 ●銀座に大型店を出す際、やはり事前に
   建物内部が見れるURLが、優良顧客および
   見込客だけに渡され・・、覗きたくなりますよね。