富裕層も商品を選ぶときWebを活用しているの?
さて、今週は富裕層とWebとの関係について
知っていることをツラツラと書いていきます。
ただし、この世界の知見はすぐに変化するので
あくまでも過去の実績として読んでください。
一般的には、13品目で、購入のための事前情報入手や
認知する最も強い媒体はWebとなっています。
クルマ、家電、PCなどです。確かに納得できますよね。
このデータ、富裕層にも同じことが言えるの?
結論からいえばYesです。
ただし、リサーチデータとして、当社が持っているのは、
「クルマ」「不動産」だけです。
「ファッション」「ジュエリー」などでは裏付けるような
リサーチデータは見たことがありません。
まだ、5媒体(4媒体+Web)ですと雑誌が強いですね。
不動産のデプスインタビューの仕事で、最近、億ションを
購入された方、5名に聞いてみたことがあります。
その一部を紹介します。
(1)「購入される前にWebで事前に調べたか?」
(2)「Webでどこまでの機能があるとよいか?」
(1)は全員の方が調べていました。代理の方も含めて。
恐らく、かなりの確率で事前に調べていると思います。
モデルルームに行ってからは、Webで調べることは
ほとんどないようです。
(2)は大半の方が以下のような機能を要求してます。
コンセプトや物件概要は当たり前なので省略。
①モデルルームまたは営業マンへ予約機能
②部屋の間取り、部屋の内装イメージ
③その部屋や最上階からの景色・景観
通常のリテラシーをお持ちの方ですと、
商品を選ぶとき、「はてな」「ウィキペディア」など、
いろいろ便利なサイト、活用されてますよね。
今後も、ネットでいろいろ調べるというのは
富裕層にも波及していくと思います。
ただ、RSSリーダーやアラートを使い・・・というのは
想像できないですけど。少数でしたが、
富裕層の方々にデプスを直接行った感想でした。
by ktmktg
| 2006-08-28 15:24
| 富裕層とWebとの関係