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今更ゴールドカードなんて



具体的には書けませんが、ゴールドカードを
発行したい企業さんからのご依頼がありました。
今更ゴールドカードなんてと思いましたが、
意外にも以下のような業種ではゴールドカード発行が
進んでいないのですね。
 ●GMS・総合スーパー系
 ●メーカー系
 ●ITベンチャーなどの新興系


VISAブランドを管理しているVISAインターナショナルには
一般カード、ゴールドカード、プラチナカードの理想的な割合が
きちんと明記されています。
 ●ゴールドカードは顧客全体の20%が目標。
 ●20%近くに到達したときに、上位のカード
   プラチナカードを発行すべき。
 ●そのプラチナカードも顧客全体の5%近くに到達したときに
   さらに上位のカード、ブラックカードを発行すべき。

アメックスが日本にブラックカードを導入したときも
プラチナカード会員割合が増えてきたから、と聞いています。



上位のクレジットカードを発行するときに
気をつけなければいけないのが、
すでに実施している自社のポイントプログラムとの関係性。


具体例として一番わかりやすいのが、航空会社の例。
全日空さんを例にとると、自社のポイントプログラムである
マイレージには、搭乗に応じてブロンズ⇒プラチナ⇒
ダイヤモンドと階層がわかれている。
クレジットカードにも階層があり、
一般・WIDE・WIDEゴールドとなっている。


自社のポイントプログラムの上位層サービスは、
利用への謝礼の意味が大きい。
一方、クレジットカードの上位層は、
搭乗には関係なく、お金で特典を販売するイメージ。


これらを、すべての項目において、
良いバランスで設定する必要がある。
これがコンサルすべきところでしょうか。