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レビュー、撃沈しました。


コンペ終了後、ある不動産物件、
初のマーケティング戦略レビューの場でした。


出席者は、
不動産会社さん側はVJなので、3社・9名、
広告代理店側(当社はこちら)は10名以上。


それぞれの意見がが飛び交いました。
クリエイティブやネーミングに対する各人のご意見
あったものの、共通で責められたのが、
戦略部分(市場整理・リサーチ・ターゲット)でした。


あるご担当者からは
「ポジショニング・ターゲットを明確にして、
この場に出席している人たちの
共通語を制定してほしい」とのこと。


んっ、このセリフ、日産のゴーン体制になったあとの
マーケの人たちが言っていたものと同じだよなあ・・。
帰社してから確認しましたが、やはり、でした。
以下、その一部の紹介です。
当社にあるケースはティアラのものでした。
(2004年のですので、少し古いです)


以下、2004年CRM EXPO、個別セミナーからの引用
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<重要な3つの戦略>
(1)ブランドタッチポイント
 ●ブランドタッチポイントを管理することで
   コアバリューを作り出す。
 ●具体的には「活力と自信を与えてくれる
   挑戦し続けるブランド」という言葉。
   これを各コンタクト者全員が共有している。
(2)パーチャスファネル
 ●マーケティングでしばしば使われるAIDMAを
   日産オリジナルとして定義付けた層のこと。
   ①認知、②親近感、③全般的評価、④購入検討、
   ⑤購入意向、⑥購入の6つにわかれる。
 ●どの部分が停滞しているかを調べ、そこを重点的に攻める。
(3)ポジショニングステートメントとCAS
 ●ティアナプロジェクトに関係する人たちの共通語として制定。

<商品コンセプトからコミュニケーション・・・>
 ●この段階でかなりの時間(1年程度)をかけ、
  十分過ぎるほどのリサーチを重ねたそうです。
 ●コンセプトやコミュニケーションを決めるときに、
  「ゆとり」や「若々しさ」という言葉だけではなく、
  必ず、それを象徴する写真・ポジでイメージを
  徹底的に強化するのが重要。
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引用終了


やはり、基本部分は手を抜いてはいけないですよね。
反省、反省のレビューでした。