ブラックカード会員用特典ガイド
先日、あるカードプロジェクトで必要だったので、
各社のブラックカード・プラチナカードの
会員用特典ガイド2006年版を並べてみました。
それはそれは壮観です。
消費型富裕層の典型例な方々の集まり、
いつもいつもチェックしてますので、
最新資料もほぼ揃っています。
ちなみにブラック・プラチナカードで世間的に
認知されているものは以下でしょう。
●AMEXセンチュリオン(ブラックカード)
●AMEXプラチナ
●ダイナースプレミアム(ブラックカード)
●三井住友VISAプラチナ
●シティバンクVISAプラチナ
●JCBザ・クラス
ここまでが、年会費5万円以上
ちなみに、ここに記載されている複数について
当社または社員がプランニングからサービス組成、
クリエイティブなどを担当してました。
年会費2万円クラスのプラチナもでてますね。
代表的なところは以下でしょう。
●トヨタカード・レクサスカード
●セゾンアメックス・プラチナカード
さて、少しだけ裏話。
年会費収入とかける経費の考え方です。
以下の2通りにわけられます。
①年会費収入分を経費で会員さんに還元する
●つまり、5万円の年会費収入があれば、
5万円分の経費をかけるということです。
●JCBや三井住友がこの考え方です。
●保険などをつけても経費が消化しきれないので、
25000円分のレストラン無料権利などをつけて
無理矢理消化している感じです。
②年会費収入分のほんのわずかしか経費にかけない
●10万円の年会費収入、経費にかけるのは
わずか3~4万円です。残りは収入。
●米国カード会社がこの考え方です。
●これは、マーケティング的には、
一概に悪いとは言えないのです。
経費と提供価格の差は、そのブランドが作り出している
バリューなのですから。
アメックスなど一部にしかできない芸当です。
by ktmktg
| 2006-06-14 15:30
| 当社クライアントさんの話