富裕層の定義 その3
前回からの続きです。
その1・その2を読まれてない方は、
先に読むことをお奨めします。
金融機関以外の業種の人たちが狙うのは、
消費型富裕層・フロー型富裕層です。
<概要>
●大きくわけると約10ある消費カテゴリー。
そのうち、3つ以上、高額利用する方を
「消費型富裕層・フロー型富裕層」と定義しています。
●当社では、これを金融資産何億円を持っている富裕層と
わけるために「プチ富裕層」と呼んでいます。
●また、プライベートバンクのお客様のように資産運用で
お忙しい方とは対照的に、消費を謳歌することから、
「アクティブ富裕層」とも呼んでいます。
●この層の対象数ですが、さまざまな業界の上位層を足していくと、
重なりを考慮しても1000万人はいらっしゃいます。
●よく年収ではどの程度?との質問を受けますが、
以下のように回答しています。
⇒ 代々、世田谷に土地を持ち、親と同居している人は
年収600万円でも、そのすべてが可処分所得。
消費型富裕層と呼べます。
⇒ 年収だけだと、やはり2000万円を超えてくると、
消費絶対額が格段にアップします。
年収1000万円~1700万円は、ちょうど税率もかわり、
世間的に言われているほど富裕層ではありません。
年収1000万円を超えていても、子供関連に遣われ、
可処分所得の少ないお父さん、わかってもらえますよね。
<10の消費のカテゴリーとは?>
当社では、さまざまな業界の方々と話をして、
消費カテゴリーを、次の10にわけることにしています。
●ファッション
アパレル業界全般。バッグなどもこの範疇。
●ジュエリー・時計
●インテリア・リビング・建築
不動産購入、別荘などもここに入ります。
●クルマ
バイク、クルーザーはここです。
●トラベル
●ビューティ・コスメ
高級エステやLOHAS的なヨガなど。
●健康
フィットネスはここに入れてます。
●食・グルメ・フード
●カルチャー・教養
お花やお茶、英会話などが代表例。
●エンターテイメント
歌舞伎、能、演劇、音楽など。
まだまだ、つづく・・・
by ktmktg
| 2006-06-14 00:30
| 富裕層の定義