目指すはやっぱり、ホイチョイプロダクション
以下の文章は、3月9日(水)夜に書いたもの。
やわらかい内容だったので、今までアップしませんでした。
今、自分で読み返してみると、やはり311以後は、
自分の考えが大きく変わってしまったとの認識を
強く持ちました。
米国が911のあと、なぜ寄付やチャリティ、エコ、
サスティナブルな生活に急速に傾いていったのが、
最近良くわかるようになりました。
日本ならではのカタチで、似たような方向に
進んでいくことも容易に想像できます。
ということで、以前の話しと言うことでお読みください。
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ホイチョイプロダクションをご存知ですか?
僕は今44歳ですが、同年代の方であれば、
必ず知っていると思います。
1983年にこのホイチョイプロダクションが発行した
「見栄講座」を読んだときの衝撃は今でも忘れません。
(私は高校2年生。ディスコに足しげく通っていたころです。)
その後、10年くらいにわたって読み込んでいました。
その本の「見栄フランス料理」という章の終盤、
フレンチレストランでの支払いは
ダイナースクラブカードか、1万円札でと書かれています。
のちに社会人として第一歩を踏み出したダイナースのことを
この本ではじめて知りました。ダイナースに入社したのは、
この本が大きな影響を与えていることは間違いないです。
なんでこんなことを書いたかというと、
会社も8年目に入り、一区切りである10周年までに
当社で次に実現したいことは何だろう?
自分が今やれていなく心底やりたいことってなんだろう?と
自問したときに、ホイチョイのことを思い出したんです。
彼らみたいに、おもしろいことを企画したり、本に連載することで
それがビジネスになっています。また、新しいレストランが
できれば食べに行って東京恋のキメワザ食堂に書くことで
こちらもビジネスになって・・。これが自分にとっての理想なんだろうなと。
(ちなみに東京恋のキメワザ食堂は、かの名著「東京いい店やれる店」の
携帯版です。今も継続されています。)
私もかなり流行り系の仕事に運よく携われていますね。
ありがたいことです。
たとえば、日系高級車の立ち上げに参画したときは、
各輸入車調査と銘打って、さまざまな輸入車ディーラーに
フィーをもらいながら覆面取材で行けました。
六本木の都市開発にも参画できたときは、
他の億ションやサービスアパートメントめぐりをして、
アクイジションプランを考えたりしました。
1台百万円~数千万円する高級携帯の立ち上げもできましたね。
また、今でもブラックカードの特典開発なんて仕事も継続しているので、
高級ホテルや会員制レストランを調べて交渉したりしています。
ケータイキャリア関連の仕事もあったので、3社体制で使い分けたり、
そんなんで、スマホはいち早く利用していますしね。
こうして振り返ってみると、かなり近いところまで
実現できていますね。我ながら。
でも、ホイチョイみたいな楽しそうな感じがないんですよね。
ビジネス・ビジネスし過ぎてしまい。
もっと楽しそうに仕事すればいいのかな。
やはり、見栄講座、極楽スキー、東京いい店やれる店みたいに、
楽しい本を作ってみたいですね。
当社が持っているリテンションマーケティングや
富裕層マーケティングのノウハウや実例を茶化した内容で。
安易ですが、これを10周年の目標にすることにしました。
今から準備開始します。
by ktmktg
| 2011-04-14 15:11
| 日々の話