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共通ポイント ポンタ開始


雪が降ったかと思うと、結構気温があがったり、
三寒四温どころではなく、日替わりですよね。
電車の中でも咳き込む人が多くなったような気がします。
みなさまも体調にはお気をつけください。


さて、今日は共通ポイントのことです。
ポイントプログラムというサービスは、
会員組織、クラブマーケティングには欠かせないツールというか
インセンティブというか、サービスというか、
当社流にいうと、ベースサービスとなります。


ご存知のとおり、3月にポンタが正式に
稼動しました。
http://www.ponta.jp/index.htm
これで、このポンタとTPOINTの二大勢力に
ここ数年は、席巻されていくのは間違いないですね。
http://tsite.jp/index.pl


あと、ポイント関係で影響力があるのは、
楽天とANA(まあJALもですが)だけですから。
すでに、楽天、ANAともTPOINTとは
交換できるようになっていますし、
楽天は、TPOINTにエディも入れていますね。
二大勢力との距離を、今後はどうとるのか、
眺めるとしましょう。


会員組織を立ち上げたり、活性化したいとのご要望がある
クライアントさんから、このようなポイント二大勢力を含めて
どこと組むのが良いのか、質問を良く受けます。
そのようなときには以下のように、質問し、
その考え方などを整理してもらっています。
 ①自社のポイント制度は、単体で魅力的になっていますか?
  ●やはり、自社顧客から評価され、会員数や
    蓄積ポイントが貯まっていないと、提携する以前の話に
    なってしまいます。
  ●ある程度、ボリュームがあると、提携先との交渉も
    優位に展開できる可能性が高くなりますし。
 ②提携するときの目的はなんですか?
  ●自社・店への来店誘導・新規顧客獲得ですか、
    既存顧客の満足度をあげるためですか、
    それとも、財務的な問題などがあるのでしょうか?
    新たな原資を手に入れたいとか、販社などにちらばっている
    履歴データを一元化するきっかけにしたいとか、
    本当に千差万別なんですよね、企業さんの思惑は。
  ●その目的に応じて、まずは、クローズドがいいのか、
    オープンにするのか、おおまかな方向性を決めます。
    オープンにするのでも、目的に応じて組む相手や
    交渉して勝ち取る条件などが大きく違ってくることは
    おわかりいただけるかと。


と、このような各論に入る前に、だいたいがそもそもの
戦略がぶれていたりするんですよね。
こういうニュースが続くとみなさん、戦術に走りたくなるもので・・・。