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自転車関連のクラブ化



昨日は東京で初雪観測だそうですね。
日野・八王子方面でしたが。


さて、今日のネタです。
当社のある社員がチャリンコで
通勤したいとの申し出があり、
当社のオフィスでも、駐輪場を借りました。
そんなこともあり、自転車関連のクラブ化について、
探ってみますと。


雑誌のバイシクルクラブやサイクリング協会の会員組織などが
メジャーなところではないでしょうか。


サイクリング協会のクラブでは、会員サービスとして
自転車総合保険が付帯されていたり、地方に配送する場合の
優遇タッグがついていたり、会員誌が年4回発行と、
会員組織化の王道・正攻法をとっています。


このあたりだと、ありきたりなクラブ化なので、
ちょっと経路のかわったところを紹介します。


環境省がJTB首都圏に委託した、レンタサイクルの
コミュニティの例がこれ。社会実験です。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=11594
小さな小さなクラブ化です。


もう少し大きくなると、名古屋市がやっている「名(めい)チャリ」。
http://meichari.jp/
ポート数30カ所、自転車(放置自転車)300台と大掛かりです。


さらに大きいのは、パリでしょう。
約1,500カ所のポートに2万台以上の自転車が配備。
一日に数十万人が利用しているそうです。
ただ、利用料だけでは運営できておらず、自転車への
広告料収入でそれを補っているそう。
これは悪いことではないです。クラブマーケティングの
発展系のひとつに、良い顧客組織を作ると、
広告収入やタイアップDM収入など、別の収入口を
作れるケースはありますので。


こういう社会実験でも、クラブマーケティングのノウハウが
活用できますし、環境・エコ系でも同様なんです。