ボボスのこと
知人を介してお会いした方が、来春より
「BOBO’s(ボボス)」という雑誌を発行するそうです。
対象は40歳くらいの品の良い富裕層。
この言葉は2003年または04年くらいから
日本に入ってきてますが、なかなかメジャーにならないですよね。
アディクタムを発行している高野さんのところの
ロフィシャルが使っているくらいですかね。
同じくらいに入ってきた、LOHASの方が浸透してますよね。
(このあたりは小黒さんの方が商売上手ってことでしょう)
ボボスの説明は、以下の本の概要から説明します。
「アメリカ新上流社会 ボボス」~ニューリッチ・優雅な生き方~
●BOBOとは?
アイデアや感情を商品にできる、新しい情報化時代の
エリートたちで、ブルジョワ・ボヘミアンと呼ばれる人たち。
(BohemianとBourgeoisの双方をBOから作られた造語)
1960年代の価値観であるボヘミアンと、80年代の
マインドを持ったヤッピーを代表するブルジョアが融合する
形で誕生した。
●ショッピングの習性、消費スタイルの特性
ルール1
ぜいたく品に大金をはたくのは俗物だけ。
BOBOは必要品だけに大金を使う。
例)
○バスルームに25000ドルかける
×サウンドシステムに15000ドル使う
ルール2
自分の職業と何の関係ないものでも、「プロも満足する品質」だと
思えば、どんな多額の投資をしても許される。
ルール3
つまらないことに完璧主義を実行すべき。
ルール4
肌触りは粗ければ粗いほどよい。
例)
カーペットより草を使った肌触りの粗い絨毯
プラスティックより木製の玩具
ルール5
謙譲の美徳を知っている。
隣人に負けまいと見栄をはることを否定する。
例)
○シンプルだが高価なプラダのローファー
×スマートなパンプス
ルール6
ばかばかしいこだわり品を持つ。
例)
卵は放し飼いで育てられてもの
ポテトはアイダホではなく、フランス北部の特殊な
土壌で育つもの
ルール7
他人と同じ商品を選ばない。
値段のような下品なことに注意を払ったりしない。
ちょっと、すんなり、なじまない感じですよね。
クビをかしげたくなる記述も多いです。日本風のアレンジが必要かと。
米国のレクサスはこのボボスの成功例の象徴みたいに
言われてますね。
さて、雑誌の方、うまくいくといいですねえ。
元LEONの岸田さんのジーノは、WEBの方は
募集が開始されましたね。
来年もこの業界は熱そうです・・・。
by ktmktg
| 2006-11-24 14:32
| 日々の話