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一業種一社制について


先週も、ある輸入車メーカーさんからご依頼をいただきました。
提案レビューは来週。当社案が採用されるかはそれ次第となります。


さて、このように、当社はクルマ関係の仕事を複数社から請けています。
過去実績を入れれば、6社目です。
これについては、次の2つの考えがあるようです。
(1)一業種一社制
 ●米国の広告代理店に多い考え方。
 ●実際にクライアントと排他契約を締結しています。
 ●日本の場合、電・博さんなどを考えると無理ですよね。
   もちろん担当する部署を分けるなどしていますが。
 ●これのメリットは、集中できることと、他にノウハウや
   情報が漏れないことです。
(2)ある業種専業制
 ●米国のコンサル会社や日本系コンサル会社にある考え方。
 ●カード会社専門コンサル会社や宝石販売会社専用の
   それなどがあります。
 ●こちらのメリットは、同業他社で培ったノウハウを
   流用できること、成功まで時間短縮になることでしょうか。


当社の考え方は、基本的には(2)業種専業制です。
専業というわけではありませんが、得意業種以外は
原則お断りしています。
(でも、おもしろそうな新規業種には手を出しますよ)
注意しているのは、同じ業種を受ける場合、
利害関係のあるクライアントさん同士は
同時には受注しないことにしています。
先に担当している方を優先します。


このようにしているのは、やはり日本の風土というか、
ご担当者の方の気持ちにもよるようです。
よくこんな問いかけをうけます。
「同業での実績はどこがあるの?」
ないと言うものなら・・・・お呼びでないという雰囲気になります。
自分も事業会社側にいたのでその気持ちはよくわかります。
業界の用語が通じない人に任せられるわけないと。


さて、冒頭のクライアント候補。
プレゼンのためにオーナーデータや
アクイジションデータが手に入りました。、
これでクルマ業種は、またパワーアップできそう。